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先輩看護師インタビュー

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探究心を忘れない、
真のOPEナースを目指して

OPE室主任 中途入職 Eさん

手術室勤務に憧れて当院へ

看護師になって11年、新人の時に当院へ入職しました。私の出身地とはだいぶ距離はありますが、父の実家があるなど私にとって安心感のある土地でした。
私は学生の頃から『OPEナース』に憧れていました。テレビドラマの影響もありますが、病棟とは違う働き方をする看護師に憧れがあったからです。当然ながら、入職時の希望も手術室勤務。これまでには別の病院へ転職した時期もありましたが、やはり新人の頃から慣れ親しんだ当院の手術室へ戻ってきました。
現在は手術室の主任として勤務しています。

当院の手術室の特徴

当院は市中の総合病院ではありますが、大学病院並みの診療科の手術を経験できます。口腔外科以外の診療科での手術がありますし、現在の日本の先端をいくロボット手術もあります。大学病院の手術室勤務で得られる学びは確かに大きいですが、当院では一般的な疾患等の手術から最先端まで、幅広い症例を経験できます。
手術室勤務は基本的に日勤です。夜勤帯はオンコール体制をとっていますが、新人はベテランと組みます。今入職した新人がベテランの立場になるのはおよそ5年後。夜勤帯に一人でも対応できるようになるには、やはりそれだけの時間と経験が必要なのです。

真の『OPEナース』を目指して

手術室勤務は、学生の頃の知識や経験だけでは難しいところではあります。実際、私自身も「医師向けの手術手順書」のような書籍を自分で購入し、ひたすら書籍を読みながら自分で学習していたこともあります。院内にもマニュアルはありますが、私が新人から数年目くらいまでは先輩方から出された「課題」に沿って学習し、さらに深いことは自分で学習するという方法でした。今とは教育方針が異なってはいますが、やはり少しでも疑問があれば自分で探究していく必要があります。

私が目指すのは『手術室勤務の看護師』ではなく、『手術のスペシャリストであるOPEナース』です。どの診療科でもどのような症例でも、的確かつ安全な手術の進行をコントロールできるようなスペシャリストを育成したいと考えています。
とはいえ、すべてにおいて厳しく指導するわけではありません。もちろん、感染対策は一番重要であり新人にも最初に指導するポイントではありますが、手術手技やそれに対する看護師の言動には、かならず目的と理由があります。私たちは「今行うことの目的と理由」を繰り返し伝えながら、OPEナースとしてのスキルを高めていけるよう育成しています。
OPEナースの心得として私が考えるのは「変化についていけるか」ということです。医療は日々進歩しています。人は変化を受け入れにくいところはありますが、手術を行う医師が変われば使用する機械も術式も変わります。新しい手術や治療の流れ、患者さんの状況などに応じた「変化」に自分を合わせていく必要があるのです。そのためには、探究を惜しまずに新しい知識をどんどん吸収していくことが必要です。

手術室はどの病院の中でも比較的閉鎖された空間ではありますが、だからこそ個人のスキルとチームワークが大切です。探究心があり多くのことに挑戦したい方、ぜひ当院手術室でお待ちしています。

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