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先輩看護師インタビュー

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将来の夢に通じる今、
楽しいと思える仕事をしています

呼吸器病センター(内科)病棟 2年目 Yさん

初めて経験した看取り

看護師歴2年目で、呼吸器内科病棟に勤務しています。大学の就職支援で勧めてもらったことをきっかけに応募し当院での勤務が決まりました。地元を離れ寮生活を送っています。呼吸器内科は希望していた診療科ではなかったのですが、もともと慢性期の看護の場で、患者さんといろいろお話できたらいいなと看護師像をイメージしていたので、現在はそれに近づいている感じがしています。当院は急性期の医療機関ですが、勤務する病棟は高齢患者さんも多く、慢性期医療に近いのかなと思っています。入院患者さんは呼吸器疾患の患者さんが主になるので、酸素吸入が必要な方、肺がんの方も少なくありません。終末期まで看る方、亡くなる方、療養型施設に移られる方などさまざまです。
初めて看取りをした高齢の肺がん患者さんがとても印象に残っています。この日初めての夜勤に入った日で、勤務開始後からずっと状態がよくなく翌朝亡くなりました。当然一人では何もできないですから、先輩に教えてもらいながら対応しました。その後も2-3件の看取りをしましたが、対応が分かってきてもやはり「慣れ」ることはできません。でも私自身はそれでも良いと思っています。看護師として人の死に関わることは「慣れ」ではなく、その人らしい最期を支えることにあると思うからです。

先輩方に支えてもらった1年目を越えて

先輩方は、入職前に勝手に想像していたよりも優しく指導してもらいました。うわべだけしか見られていなかった自分とはまるで違っていて、カルテなどから情報を精査し状況を把握、症状、疾患が全部繋がっていて、今起きていることを組み立てられていました。とても心強い存在だと感じています。今数名の後輩がいますが、自分が1年生だった昨年を思い出します。たくさん失敗もしましたし、コミュニケーションを取るのが難しいと感じたこともありました。何もかもが初めてのことで、1年前に自分が分からなかったことは、きっと後輩たちも分かりにくいのではないかと重ねて見ています。後輩たちにとって私が心強いと思ってもらえる先輩になりたいと思っています。また、1年生の1年間は初めてのことばかりで、ベッドの使い方にしても、とにかく忙しかったように思います。忙しい時期と患者さんの状態が悪化しやすい時期が重なり、精神的に苦しいときもありました。しかし、そんな怒涛の1年間を終えてみてわかったことは、視野が広がったということです。1年生の時には見えなかったものが見えて楽しさも感じられるようになってきました。やはり続けることが大切なのだと実感しています。将来は緩和ケアに進みたいと考えています。今の職場でもそこに通じる学びが多く日々勉強になっています。

入職を検討している方へ

当院は多くの診療科がありますが、中でも呼吸器や循環器は冬の時期に辛くなるケースが多くなります。しかしながら、看護師として働き続けていれば、きっと見えてくる自分自身の道もあります。
まずは1年、そして1年頑張れたら次の1年と、着実に成長していきます。
自分が悩むことはきっと先輩方も悩んだ時期があります。困ったことはどんどん周りの先輩に聞きながら、少しずつ成長できる環境で、一緒に働いてみませんか?

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